2010年10月27日水曜日

西洋音楽史の授業を受けて思ったこと、つれづれ・・

9月から大学で西洋音楽史という授業が始まりました。そこで、音楽の歴史世界の地域ごとの音楽の違いを学ぶにあたって、トルコで伝統楽器を見たり聴いたりしたこと、また、トルコの人々が生活の中で音楽を楽しんでいる様子を感じてきたことが大変役立っています。歴史を学ぶにあたっては、今のピアノの音階、ドレミファが当たり前に思っているけれど、この音階に落ち着く前までは半音の位置が違う音階が使われていたという話を聞きました。例として曲も聴かせてもらいました。聴きながら、おそらくトルコで耳にしたいくつかの音楽も同じ系統だと思いました。(ちゃんと調べてみる必要があります。)
授業の中で地域ごとの音楽を紹介してもらったときには、まず、イランの演奏があまりにトルコの東の方の音楽や黒海の方の音楽と演奏が似ていて驚きました。具体的に言うと、演奏に使っていた楽器が重なっていましたし、曲調も似ていました。曲調の類似はおそらく使われて言う音階が同じかと見当をつけています。ネイはトルコでも使われていたし、イランの太鼓はトルコではダブラッカ、ギター系のものは、トルコのサズ、ウドだと思いました。(サズはトルコでも5万位用意したら買ってこれると思います。)ダブラッカはグランドバザールで買ったものが家にありますが、これを買うとき店の人に教わった指を順に倒す演奏法はイランの演奏でも使われていました。イランの演奏では演奏者皆、地べたに座って演奏していましたが、イスに座ったり歩きながら演奏されると、人々の間に溶け込みやすくなると思いました。
トルコで出会った類似の音楽は、体を揺らし、手を挙げ、手を繋ぎ、時にはステップを踏んで、誰もが大合唱して観客も一緒に楽しまれていました。イランの授業で見た音楽も、もしかしたら、そんな風に、現地ではもっと庶民に密着した形で演奏されているのでは?と思いました。(これも、調べてみたいです。)
他にもタイの音楽の時には手の甲を反らせてゆっくり、くねらす手つき、ベリーダンスの手に似ているナーと思いました。また、インドの音楽を聴いているときには、授業をしてくださっている先生が「インドにはインド時間っていうのがあって、2時間くらい遅れてくるのが当たり前という話がある。音楽もゆっくりしているでしょう、こういった人たちから見たら、私たちの生活を何を急いでいるんだっていうかもしれない。」というような話をしました。それも興味深かったです。
トルコ滞在中実際にそういった時間の感覚の違いをまさに感じていました。たとえば水曜日の午前に家の修理を頼んでいたら、その日のうちに来たらまずかなりいい方、次の日というのもよくある話。そういった感覚になっていました。インド時間のような場面はトルコ滞在中何度も経験したように思います。
イラン、タイ、インドとの類似を見ることによって、文化は、音楽は、横(地域的)につながっているということを改めて考えた講義でした。
そして、トルコ生活を少し体感したことにより、人類の歩み、広がるアジア大陸の存在を具体的に意識できやすくなったことは、大きな収穫だったと思います。
☆ 写真は今年の冬、トルコにて。レストランのステージ。光が当たっているのはサズ(だと思う。)
伝統楽器はトルコでは昔のものという意識ではないと思う。生演奏伴奏で、お客さんのリクエスト曲をどんどん歌っていた。(毎度ながら、たいていの曲はお客さんも一緒に歌って、大合唱になる。トルコ人って、どんだけ歌覚えてるねん。。と思う。)

2010年10月13日水曜日

葉加瀬さんのCDの中の曲、「ボスポラス」

私は葉加瀬 太郎さんのコンサート、大好きなんです。
CDレンタル屋で葉加瀬さんのCDの中に、「ボスポラス」という題名を発見。
多分、トルコのボスポラス海峡のことではないかと思うのですが、確かめることができずにいます。
曲を聴いてみたら、私の描いているボスポラス海峡のイメージとは違う。。
船が行きかう印象がする曲でした。
こんな風に見えたんかな、ボスポラス海峡。と思いながら、聴いていました。

2010年9月16日木曜日

サル・メルセデスというDVDを見ました。

これも、以前トルコで買っていたDVDで、やっと観賞することができました。
映画の中で流れる音楽が日本ぽいなと感じたり、テレサテンさんの曲に似ているなと思ったり、親近感を持ちました。もちろん、トルコの民族音楽のようなのも流れていたけれど。
主人公の名前はバイラム。トルコの田舎からドイツに出稼ぎに行き、そこで、黄色いメルセデスを買い、故郷にその車で一人帰るその旅路をずっと追っています。その間、昔の思い出を思い浮かべたりしています。故郷に辿りついたときには、新品だった車はぼろぼろになり、好きだった女の子は結婚していて(たぶん)、ショックを受け、最後は十字路で車を止めたまま、途方に暮れているような画面で終わります。

2010年9月13日月曜日

RECEP IVEDIK

ずっと見ようと思いながら、やっと見ることができました。
今3回目をテレビでかけています。
夏休みになって、「ダルジャの恋」という友人に借りていた韓国ドラマを見終わり、
この映画を見終わり。
夏休みってやっぱり必要だなー。
最近は韓国ドラマを観ることが多く、字幕を追うのに慣れていたので、音声でセリフが聞こえるのも楽だなと感じました。
財布を拾ったレジェップ。テレビにその人が出てきて、財布を届けるために、アンタルヤのホテルまで行くことになりました。財布を手渡し帰ろうとしたら、幼馴染で思いを寄せていた女の子が、同じホテルに来て、レジェップもホテルに滞在することにします。映画の最後で、思い出のビー玉を、彼女に渡すことができ、彼女も、子供のころの彼を思いだすので、続きが見たくなります。この映画、2がトルコでは上映され、DVDも出ていました。1を見てから買うか考えようと思っていたんだけど、ちょっと買っておけばよかったなと思いました。
レジェップをおかしな、ばかなことばかり、していて、田舎者で困った奴なんだけど、映画を見終わるころには、気に入ってしまっている不思議な、そして、とてもインパクトのあるキャラクターです。
いつも、ドタバタしている。でも、けっこう、本当はいい奴なのかも、観ているうちにそう思ってきます。
追記 インターネットで見てみたら、どうもこのシリーズ、3も出ているみたいですね、私の知らない間に。

2010年8月24日火曜日

本「アルメニアの少女」を読んで

本「アルメニアの少女」 デーヴィッド・ケルディアン 越智道雄 訳
この本を読み終わりました。
少女は、トルコ国内に住むアルメニアの女の子で、1907年から1924年までの生活が書かれている。
「アルメニア人は、どうしてこんなにいつも議論好きで、結論を出すことができず、自分の好きな政党が2つずつあるか、僕は分かった気がするよ、一度も自分の政府というものを持ったことがないからなんだ、一度も考えを本当に試してみたことがないからなんだ」
アルメニア人の大人たちが、こういう風な会話をしていた場面が印象に残っています。
それから、やっぱり、スミルナをギリシャ人が放棄した後の、アルメニア人たちの混乱は、忘れることができない。生理的に気分が悪くなってしまう。
どの国がどうということではなくて、戦争のときって、こういう感じだったのかな と読んでいて、
状況のイメージができた。

ニュースキャスターの安藤さんが「すべての事実はフィクションだと思うんです」と言うのを、最近テレビで見ていた。
フィクションだとしても、人はいろんな像を見ようとする。

2010年8月17日火曜日

トルコフェア 情報

銚子丸という寿司屋さんで、トルコフェアをやっていると教えてもらいました。
寿司屋さんとトルコ!?
バクラヴァやボレッキ、チョルバ(トルコのスープ)などが食べられるそうです。
残念ながら店舗は関東の方しかないみたいで、関西在住の私は行けないのだけど・・。
下のサイトで見ることができます。
銚子丸
http://www.choushimaru.co.jp/
また、 「バハール」という会社で、トルコの食材をネット販売しているようです。

2010年8月16日月曜日

「子どもに語る トルコの昔話」 を読む。

「子どもに語る トルコの昔話 児島満子 編・訳 山本 真基子 編集協力」という本を読んでいます。児島 満子さんは、最初、トルコのナスレッティン・ホジャのお話を聞いて、おもしろいと思い、日本語になっているホジャの話だけでは満足できず、トルコ語を学び、トルコに渡ってトルコ語でたくさん読んだり聞かせてもらったりしたそうです。そのときには、ナスレッテイン・ホジャの話だけではなく、いろんなトルコのお話も集めたそうです。
 一つ目に載っていた「カラスのとげ」は、計算高いカラスの話かなと思って、読んでいたら、最後は、笛をピーピー鳴らして喜んでいるカラスの姿が無邪気っぽくもあるし、羊飼いのお兄さんにお嫁さんも届けたのだから、「よかったのかな?」とふと最後に、意図せず思ってしまう!
かわいらしいお話になっていました。
こんなもんなのかもな と、感じのいい お話の世界を届けてくれました。

私も時間と環境と、めぐりあわせ、いろんなものが合っていたら、こういうお仕事をしてみたいと思っていました。私もお話が好きなので。トルコのお話を、トルコ語で、読んでいたら、決まったパターンになりがちな発想が、豊かになるような気がします。

2010年8月15日日曜日

ナフキン入れ

トルコからのおみやげです。
日本では見ない手作り。
縁取り、上手。
中のナフキンも楽しんでね!と友人がくれました。
一枚一枚違う柄を入れてくれているようなんだけど。
でも、もったいなくて、使えない。。

2010年7月18日日曜日

イスラエルとの国交

しばらく前に、トルコ、イスラエルと国交断絶というニュースを見かけ、なぜ?と思ったまま、日常の忙しさにまみれていました。
 今日、たまたま「池上 彰の学べるニュース」という番組でやっているのを見ました。
 パレスチナに支援物質を運んでいた船をイスラエルが攻撃し、トルコ人に死者が出たことが原因だそうです。
 これまでは、トルコとイスラエルの国交は良好で、船にも、トルコの国旗をつけていたら、イスラエルの攻撃しないだろうということで、トルコの国旗のマークがついていたそうです。

 

2010年6月3日木曜日

竜馬伝に出てくるトルコ音楽について

大河ドラマ、「竜馬伝」は相変わらずの人気です。
京都に行った友人は、竜馬ゆかりの地のあまりの混雑ぶりに驚いたと言っていました。

さて、私は途中に流れる音楽でひとつ、「これってトルコ音楽ちゃう?」っていうのがあって、ずっと気になっていました。弥太郎が炎天下でつったって、「どうするんだ、今から」という場面でこの音楽が流れ、暑さで周りの景色までゆがんで見え、朦朧としてくる・・・というイメージが私の中では出来上がっていました。

ついに、今日、検索にかけてみました。
やはり、そこにはトルコの文字が。でも、前からあった曲でなく、このドラマ用に作曲された曲だそうで、「雑草魂」という題名までありました。
なかなかユニークな題名。

「大友監督から『弥太郎のためにトルコ音楽を作ってほしい』とリクエストされたものです。僕は当初『これは合わないだろうな』と思いましたし、実際に放送で曲が流れているのをみても、一回目はうまく行ってないな』と思ったんです。でも、回を重ねるごとに弥太郎とあの曲がハマっていって、僕にとって予想外の曲です。」
とこの曲の制作秘話が書かれた記事を見つけました。音楽は佐藤直紀(さとう なおき)さんが担当です。

2010年5月22日土曜日

大阪音楽大学音楽博物館

大阪音楽大学の博物館には、トルコだけで2つの戸棚があります。
最初見たときは興奮でした。
さすが音楽大学。トルコ楽器の展示物の量は国立民族博物館よりずっと多いです。
一般の方にも公開されているので、行ってみるとおもしろいと思います。トルコだけではなく、世界中の楽器があり、地域ごとに順に展示されているので、最初からトルコのコーナーを見ようと思っていた私は、入口から奥へ歩いて行くと、中国の馬頭琴などの辺りからだんだんにトルコらしい形の楽器が増えてくるのを感じながら、このトルコの戸棚まで来るのが本当におもしろい体験でした。

余談ですが、この博物館は、いろいろな楽器を体感できるのも嬉しい。
バイオリンや大昔のピアノ、チェンバロなど。
中国の二胡(にこ)という楽器も。この二胡という楽器はトルコの伝統楽器に似ています。
自分で鳴らすという貴重な体験ができます。私は最近、二胡を弾いてみました。ギーという音がしただけでした。初めて自分でバイオリンも弾いてみました。バイオリンの音を鳴らしてみたいというのは長年の夢でしたので、嬉しかったです。

2010年5月20日木曜日

日本にあるアタチュルク像

テレビからアタチュルクという言葉が聞こえて、目が釘付けに。
新潟からアタチュルクさんの像が串本町に移されたというニュースでした。
トルコで水道橋の傍の公園のアタチュルクさんの像を見損ね続けているのですが、
もしかしたら日本で先にアタチュルク像を見られるかもしれません。

2010年5月4日火曜日

ブルサへの船の中でパチリ

今年3月にトルコに行ったときの写真を整理していたら、見つかった写真。
気に入りました。
帽子がチャーミングでしょう。
イスタンブールからブルサへ向かうときの船の中です。
トルコ人の男性の方3人の後ろ姿が入っています。
ブルサまでバスのチケットをとったんだけど、船の中ではバスを降りられて、
外の空気を吸い気持ちよく、とっても得している気分でした。

2010年5月3日月曜日

トルコ人ピアニスト フセイン・セルメット氏

音楽大学の売店で「NHK スーパーピアノレッスン、トルコ 情熱の巨匠 フセイン・セルメット」という冊子が売られていて、思わず、買いました。
とてもフセイン・セルメットさんのことをほめていました。
すばらしいピアニストだって。
2009年12月から2010年の3月まで、
フセイン・セルメット氏によるピアノレッスンがNHKの番組で放送されていたようです。そのとき、講師フセイン氏の希望で、レッスンはドルマバフチェ宮殿でやったと説明されていました。。
放送が終わった後で残念でした。

楽譜は冊子の中身。
フセイン氏による書き込みが赤字で示されてています。

2010年4月15日木曜日

やっぱりイスケンデルケバブでしょう。行っておきましょう。

ブルサに行ったと言えば、イスケンデルケバブ食べた?と聞くのは当然の会話の流れ!
行っておきました!(笑)
この油の染みたパンのうまいこと!(肉の下はパンです。)十分脂っぽいのに、さらに油をかける!この大胆さ!!!
そして、こんなに油だらけっぽいのに、あまりにおいしくて、ペロリと食べられる。
そして、次の日も行きたくなる。
ああ、おなかがすいてきました。
メニューは、1人前か1.5人前か選ぶだけ。
飲み物もアイランかチャイくらい。
ほんまもんのお店っちゅー感じです。
(レポートしている気分はすっかり葉加瀬太郎さん)

トルコ料理レストランで。

トルコに着いた次の日、バザールで友人と待ち合わせて、ぶらぶら。
たくさんシルクとチャームとレース、アクセサリーを見ました。
お昼はショーケースから選んで取っていく形のレストランで。私が選んだ3品。ギュベッチにクルファスリエになんだっけ?(好物のわりに名前を思い出せない)
アイランもつけて・・どれも、とてもおいしかった。

レストランのウェイターのおじさんに、ロバートデニーロに似ているねと言ったら、いつも言われると嬉しそうだったっけ。私たちの席を気にかけてくれていた。

トルコ料理 

友人がトルコで作ってくれた料理。
私の好物です。
日本にはない料理ですよね。
とてもおいしかったです。

2010年4月9日金曜日

トルコの伝統音楽の楽器

大阪音楽大学音楽博物館を初めて訪れました。
トルコの楽器あるかなーと奥に進んでいくと、だんだんに近づいてきた感があって、
最後には「西アジア トルコ」と書かれた陳列棚にたどり着きました。
興奮しました。
さすがの取り揃え。
まずは棚ひとつ分、札を書き写してきました。
  • ケメンチェ (トルコ アナトリア) 
  • カバク  (トルコ)
  • カラデニズ・ケメンチェシ
  • ジュンビシェ (トルコ イスタンブール)
  • ウード (シリア)
  • タンブール (トルコ)
  • タンブーラ (トルコ) トルコ、コーカサス。アゼルバイイジャンなどに分布するsazの1種
アナトリア・黒海地方に行くと、バイオリンの小さな形のようなものが出てくるのね。
ケメンチェの弦は馬の毛かな?
もろ、毛のようなもの。ちゃんと音なるんだよねー!?
どんな音なんだろー

入口のところで演奏してもいい楽器があって、ケメンチェと同じような弦を持った楽器が置いてありました。
中国の楽器のよう。やってみたけれど、音というより騒音しか出せなかった。
並んでバイオリンもあった。記憶に残る限り初のバイオリン体験。いい音が出た。
バイオリンって音はとりあえず出る楽器なんですね。

今日は図書館でトルコの音楽について説明した、まるまる1冊の本が置いてあるのを発見。
時間できたら読んでみます。日本の方が訳しています。
トルコの音楽ってどういう体系なのかなと関心が出ていたところだったので、
すばらしいものを見つけた。すごい人はこの世には多くいる(トルコ音楽のことをトルコ語で読んで訳す人がいたんですもの)と改めて思いました。

2010年4月8日木曜日

ブルサのお店と働く人

ブルサで撮ったお店の方々の写真。
写真を撮っていいですか?と聞くと、快くみなさん応じてくれました。
上から①タオル屋さん、②袋屋さん、③ドネル屋さん。
①ブルサはタオルの町。タオルの買い物も楽しかったです。オズディレキというブランドものもいいし、安めのかわいいのもいい。
②袋屋さんはかわいい袋がたくさん。
中にポプリを入れてぶら下げています。
隣のお店でポプリを秤売りで売ってくれます。
③ドネルの仕込みを見たのは初めて。
薄い肉をはりつけて、まいていた。ミンチをはっつけているんじゃないんやねーと興味深々で見つめてしまいました。

2010年4月5日月曜日

トルコに咲く587本の桜

今から120年前、日本の串本でエルトーゥール号が沈み、587人にトルコの兵士が亡くなったそうです。それで、日本から587本の桜がトルコに送られ、アタシェヒルというところに植えられ、今年、初めて公開されたそうです。
その式典の模様がテレビで放映されたそうです。
http://www.haberler.com/video-haber/video.asp?id=1988699

日本のニュースでも、エルトゥール号に入って、中のものなどを出し、いったん、トルコに持ち帰ったというのが、去年やっていたようです。

2010年4月1日木曜日

日本で食べるヘリムチーズのサラダ

ヘリムチーズはこういう形でトルコのスーパーで売っています。
プロセスチーズみたいな見かけですが、味は、ちょっと違います。
両面をこんがり焼いて。
生野菜の味つけは、バルサミコ(これは味のポイント)
後は、私の好みで適当なんですが、オリーブ油と酢と塩コショウ(多め)
日本だと、玉ねぎチップスというのが売っていて、それも、混ぜ込みました。
だーーい好きなサラダの出来上がりです。

2010年3月31日水曜日

イスタンブールのチューリップ

春です。
大阪では桜が咲いていますが、冬のような日も多いこのごろです。
イスタンブールでは、毎年恒例の市のチューリップ祭りが始まったようです。
友人が写真を送ってくれました。
きれい。
イスタンブールのエミルギャン公園で撮影したそうです。
この友人は1年前の今頃もチューリップの写真をたくさん、送ってくれて、何度も開いて眺めたものです。

ブルサの町

ブルサの中心ヘイケルにあるモスク。
タイル張りのモスクと違う美しさがありました。
モスクの内壁は白壁に黒の墨で描かれた模様。
中に入って見上げる、モスクの内側は大きくて、前の方、(ミブラーフ)は金が入った凝ったつくり。
たくさんの人がお祈りに来ていました。
入るまで、頭に被るものがないとあせっていた私たちでしたが、入口入って右に、スカーフとスカートが置いてあるのを見つけ、ゆっくり中を見ることができました。
(てっきりイスタンブールのような観光地でないからスカーフは置いてないと思いこんでしまったのです。)
ブルサで、イスタンブールと違う感覚だなぁを思ったのは、女の人2,3人のグループの人に、「ようこそ」と言われたことです。3回ほど、ありました。(この平凡な私の顔はトルコでは東洋顔で目立つのです。)
ブルサはバスでイスタンブールから4、5時間かかる町なんですが、私は3度目の訪問。
やっぱり好きな町、もっと好きになった町です。
何がって、何がなんだろう。空気がかな?
なんか、いろんなものが、普通 な感じでそこにあって、自然で楽で楽しい。
ものも安い。
せっかくのシルクの町でもあるのですが、シルクをどうやって使うかが浮かばなくて惜しいな。
シルクをステキに活用できないものか。思いつきたいです。

2010年3月27日土曜日

アゼルバイジャンのお菓子。シェケルブラ。

このお菓子、食べてみると、主人がイランの出張のときに持って帰ったお菓子と同じでした。
アゼルバイジャン出身の奥様が私にと包んでくれたものです。イランから主人が持ち帰ったものは、クッキーのように硬くなっていたけれど、今回、いただいたのは、皮のところがやわらかくて、新鮮なんだなと思いました。「トルコのお菓子のように甘くないよ」と言っていたけれど、十分甘かった、(笑) 中はザラメの大粒の砂糖の食感が。香り(しょうがみたいな)がほんのりします。
でも、こういうお菓子ってほのあたたかい気持ちになって、あとで忘れられないものです。

お菓子のことを一所懸命説明してもらったんだけど、忘れてしまいそうだし、難しかったので、ノートに書いてもらいました。以下に写します。
Şekerbura
içinde tozşeker , fındık ve kokule var.
Hamuru un, su ve tereyağı ile learıştrılıyor.
Üzerindeki desenler maggaş adı verilen maşalarla  yapılıyor.

きれいに表面に模様が作ってあって、
口を閉じてくるんでいて、手をかけた優しさがあります。

イェニキョイのヤル

ヤルと呼ばれる家です。
「ヤルって知ってる?」って言うので。「夏の別荘」と私が言うと、「違う、
別荘じゃなくて、「ボスポラス海峡沿いの大きな家」のことを、ヤルという」と正してくれました。
トルコの前の総理大臣の家もここにあるそう。
結婚式やパーティに一般に使用を許してくれている家もあるそうです。
「一般にと言っても、すごーーいお金持ちの人に!という限定付きだけどね。
私にはチャンスはないから、お金持ちの友人をもつチャンスをねらうわ」と彼女。
本当に晴れて、きれいな一日でした。

イェニキョイの山手

きっと気にいると思うよと友人が連れて行ってくれたのは、
イェニキョイ。
海辺から山側に小道を上がって行くと、古い民家や教会があります。
昔、ギリシャ人が住んでいたところ。
住民交換の話などは知っていたけれど、それはシリンジェなど、イスタンブールから遠い特定の地方の話というイメージを持っていたのですが、イスタンブールにもこんなところが!こんな近くにこんな場所が!という思いでした。
イェニキョイの山側、小道を歩いて上がり、教会越しにボスポラス海峡の海水の青さを見たり、民家のつくりを眺めたり。
気持ちのいい時間でした。
連れてきてくれた友人はイズミールの出身。ギリシャ人が多いところみたい。
子供のときギリシャの番組をテレビでやってたという話をしていたことも。
そうそう、一緒にギリシャダンスを習いに行ったことも。
彼女だから、「ここ」なんだと思う。
ときどき、ここのカフェに来るそう。
海を見てゆっくりお茶を飲む。よく友人とそうやって時間を過ごすみたい。

ヘリムチーズのサラダ と ヘリムチーズのおみやげ

トルコのカフェでお気に入りのサラダがあって、食べたくなって注文。
やっぱりおいしい。
この生野菜の上にどかっと載っている白いはんぺんにも見えるものは、ヘリムチーズ。
表面を焼いてあります。
おいしい。

たまたま、日本に帰る朝に、
「このチーズ、知ってる?」と言って持たせてもらったのも、このチーズ。
私が好きなのが見抜かれたかのような、すごい一致。「知っています。大好きなの」と喜びいただいて持ち帰りました。

2010年3月25日木曜日

トルコの音楽と手芸。

トルコに行ってきました。
手芸と音楽。
と今回、自分の中でテーマがありました。
自分の好きなものをしっかり見てこよう!と。

トルコのレースやシルク、オヤやレース、アクセサリーパーツなど、新たな目で見ると、おもしろかった。手芸の材料屋さんでは女性たちがあふれていて、みんな上手に手芸をするのだと思います。
また、楽器屋さんで楽器を見たり、演奏しているのを聞いたりでトルコの音楽にも注意していました。こわごわ買ったCDも1個ずつ封を開けて試してみようと思います。
今回、ポップスの他に、いろんな伝統音楽、国民音楽の方に興味が出てきました。

2010年3月12日金曜日

エブルができていく過程を映像で見られるサイト

トルコのエブルの授業が下のサイトで見られます。
http://www.mpltv.de/mpltv.php?action=arsiv&id=62
前に紹介した日本でエブルを実践されている高坂さんに教えていただきました。
基礎からしっかり丁寧に説明してくれていて、

とても正当なきちんとした番組みたいでした。
しっかり観ていたら、ちゃんと勉強できそうです。
私には、とても興味深いいい番組でした。



izle を押しても kaydet を押しても見られるのですが、
kaydetをクリックして windows media playerで見る方が楽なようです。
録画せずに、見るだけもできるということです。

高坂さんにエブルを教えたトルコ人の先生が
丁寧に説明しながらやって見せてくれます。
水に落とす絵具が模様を作り、水面に紙をかぶせてめくってみると、
紙にきれいな絵が写っています。
エブルは、紙をめくってみるまで、仕上がりが分からないドキドキ感がいいなあと私は思っています。

エブル体験ができます。

トルコにいるときに知り会った方がエブルをずっと習っていらっしゃって、
東京で、エブルの体験ができる催しをするということで、
チラシを送ってもらいました。
とてもきれいなチラシ。
そのままお見せしたいのですが、できないので、情報だけは下に。
エブルは本当に楽しくて、やらせてもらったときは私も夢中になりそうでした。
準備がとても大変らしいのですが、日本で実現されてすごいなあと思います。
近かったら絶対行きたいのですが。
興味のある方、エブル体験をしてみては?

日時 2010年3月20日、午後1時から5時
場所 読書空間 みかも (世田谷区奥沢2-33-2 ℡ 03-3718-2011)
 
★エブル(トルコのマーブリング)実演・体験 高坂雅子

①1:00から ②3:00から 体験費 1000円 各回6人まで(体験は要予約)


★オヤ(布の縁飾り)を使ったアクセサリーの展示販売もあります。
 
 
お問合わせ・ご予約は、 まりら書房 tel 03-3718-1606

または 高坂(携帯 080-6667-0072)へ お願いします

2010年3月11日木曜日

一般のトルコ人の作る手芸品のページ

トルコの手芸のページです。
一般の人が自分で手作りしたものや手作りの材料などを売ることのできるサイトのようです。
写真を見ているだけでも手作り好きの人には楽しいのでは?
(ちなみに1YTLは60円くらいです。)

http://www.pasaj.com//

DOKTOR CIVANIM というDVDを観ました。

今日、観ました。
DOKTOR CIVANIM という題名は、「私のイケメン医師」という感じでしょうか?CIVAN は「若い美男子」と辞書に載っていましたので。
田舎にお医者さんになってケマルという息子が戻ってきます。
田舎の人たちが素朴で、おかしなことを真面目にやっていて、笑いを誘います。
ところが、急に、ケマルにお医者さんの資格がないということが分かり裁判所に連れて行かれます。
裁判所で、「イスタンブールに出て、お医者さんの勉強をしたけれど納められなくて免許も取られなかった。自分にとって田舎で医者を演じることは難しいことではなかった。自分は田舎の人たちから診察料も取らなかったし、害も与えなかった。」とケマルは証言します。
田舎の人たちも、彼によって健康になったり、いいことをしてもらったと言います。
それで、田舎に戻ってきます。
その後、すったもんだして、好きな女性と結婚。

好きになった女性は婚約者がいたので、この映画の中で婚約者と勝負をします。田舎の人たち大勢が見守る真ん中で、真面目に1対1の綱引きをしたりバレーボールをしたり、お酒の飲み比べをしたり。最後は相撲で決着がつき、ケマルが結婚できます。
主人公のケマル・スナルという男優さんは有名な方みたい。
私にはすごく男前じゃないけれど3枚目でもない憎めないキャラクターといった印象がしました。

2010年3月10日水曜日

CD istanbul 2010

トルコのお友達が送ってくれたCDです。
きれいな音楽ばっかりで癒されます。
最後の曲は「シルクロードノテーマ」でした。
日本人喜多郎さん作曲の曲に思わぬところで出会えて嬉しかったです。
どれもトルコの伝統楽器と西洋楽器がまざり美しい演奏です。イスタンブールのイメージで曲が集められている。全部歌なし音楽演奏。
私の好きなフェルハットギョチェルの「ギデメム」という曲も入っていました。


2010年3月8日月曜日

ウズガラキョフテの素でタンドリーチキンをおうちで作れます。

もともとは、キョフテの素と間違って買ったものでしたが、
鶏肉がたくさんあったので、これに漬け込んでおいて、オーブンに入れました。200度30分。
できたのを食べてみると、スパイシーなタンドリーチキンでした。けっこう油っぽく仕上がってしまいました。
野菜なども一緒にまたやってみようと思います。
おもてなしのときなどに、これをメインではなく、付け合わせの感覚でお出しすると、
味が変わっているし、いいのではないかと思いました。

2010年3月5日金曜日

西宮ガーデンズとアクメルケズ

西宮ガーデンズに行くと、
アクメルケズを思い出します。
アクメルケズというのは、イスタンブールのショッピングモールで、ヨーロッパのデパートナンバー1に選ばれたとかなんとか!?聞いた気がするのですが。
1フロア一周するとまた元の店の前に出る作りも似ているし、ナインウェストやゲスなど、アクメルケズでしか私は見たことのないブランドがいろいろ入っています。
今日は友人6人が集合。ハワイ料理のレストランでした。さすがに、トルコのショッピングモールにハワイ料理はないけれど、・・・
両方のショッピングセンターに共通するのは、セレブな雰囲気も(少し)味わえるところ。。。かなぁ。

2010年2月23日火曜日

トルコ産スパゲッティ各種。

神戸物産系の業務スーパーの広告。トルコ産スパゲッティの文字にくぎづけ。
行ってみると、beslerというメーカーのパスタが何種類か置いてありました。beslerというのは、数字の5の複数形のトルコ語なのです。どういう由来でついた名前かな??
大きな収穫は、このピラウを作るときに使うアルパシェリエというお米型パスタが買えること。
トルコで買ってきていたのですが、日本で安くで調達できることと、なりました (^ ^)v
また他にもスープにいれる、細い棒情のパスタも売っていました!トルコでは鶏スープなどにもこのパスタが入っていました。
ここで買ったアルバシェリエと日本のクノールのブイヨンで作ったピラウ、おいしくできました。
息子いわく、トルコの材料で作ったものより、ねちょっとした感じと脂っぽい感じが少ないと。
2歳から6歳をトルコで過ごした息子の表現は、さすが的を得ていると感じました。
日本でそろえた材料で作るピラウも、なかなか、やみつきになるおいしさでしたよ。

2010年1月27日水曜日


今日のストラップの作品です。このパターンが気に入り、3つ、同じのを作りました。
(私はこれを、手作り市などで300円で置きます。)
十字架のチャームTピン、この銀色のビーズなどはトルコにいるときに買ったものです。
なんし、はかり売りなので、安く買えます
が、この銀色ビーズも、いざ作業を始めてみますと、
穴の開いてないものにたくさん出会います。(笑)
トータルではお得だ思うのですけど。
そういえば、トルコでは出されたおしぼりが、ペーパーが入ってなくて、
汁だけだったってなこともありました。
逆に、日本の製品管理ってすごいなあと思うのです。
100円のデリカビーズなんかでも、やっぱり誰かが不良品のチェックをしているのかな、と
思いが飛びました。

2010年1月25日月曜日

「深夜特急」(大沢たかお主演)

友達がDVDを渡してくれました。私がトルコに居たからおもしろいのでは?と撮ってくれました。
「深夜特急」(大沢たかお主演)
むかーし、テレビでやっているときに、少し見ていた記憶があるのですが。
もとになった沢木さんの小説は全巻家にそろっています。
ノアの方舟のアララト山を見る場面を思い出します。

今日からDVD、見始めようと思う。

深夜特急とは・・・
かつてトルコで収監された外国人が”脱走”することを「ミッドナイトエクスプレス(深夜特急)に乗る」と言った。

という字幕がいきなり最初、出てきました。
どきどき。
楽しみです。

第一便 熱風アジア編 を見終わりました。(1月25日)
1.手探りの旅立ち(東京~香港) 2.アジアの道草(バンコク~マレー鉄道の旅) 3.南国の休日(ペナン) 4.幻影からの脱出(クアラルンプール~シンガポール~カルカッタ)

こういう旅、私、好きだな。大沢たかおさんも素敵でした。小説を今一度読みたい。

2010年1月22日金曜日

トルコブログ

トルコについてのブログ「tulip no sekai」も880件くらい書いたようです。
「tulip no sekai 2 」は肩肘はらず、トルコに関することのつぶやきを続けていこうと思っています。
ときどき。ぼちぼち。