「子どもに語る トルコの昔話 児島満子 編・訳 山本 真基子 編集協力」という本を読んでいます。児島 満子さんは、最初、トルコのナスレッティン・ホジャのお話を聞いて、おもしろいと思い、日本語になっているホジャの話だけでは満足できず、トルコ語を学び、トルコに渡ってトルコ語でたくさん読んだり聞かせてもらったりしたそうです。そのときには、ナスレッテイン・ホジャの話だけではなく、いろんなトルコのお話も集めたそうです。
一つ目に載っていた「カラスのとげ」は、計算高いカラスの話かなと思って、読んでいたら、最後は、笛をピーピー鳴らして喜んでいるカラスの姿が無邪気っぽくもあるし、羊飼いのお兄さんにお嫁さんも届けたのだから、「よかったのかな?」とふと最後に、意図せず思ってしまう!
かわいらしいお話になっていました。
こんなもんなのかもな と、感じのいい お話の世界を届けてくれました。
私も時間と環境と、めぐりあわせ、いろんなものが合っていたら、こういうお仕事をしてみたいと思っていました。私もお話が好きなので。トルコのお話を、トルコ語で、読んでいたら、決まったパターンになりがちな発想が、豊かになるような気がします。
写真は、うちにある ナスレッティン・ホジャの置物です。
ロバに前後ろ逆に乗っています。お話の一場面から取ったもの。
ほしくってほしくって、今年行ったとき、やっと手に入れたもの。
この年で、こんなかわいらしい置物がほしくなるなんて・・
竜馬がゆく 二 (文春文庫)
1 年前
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